1.その人の”アタリマエ”を変えることは難しい

人財育成に携わる中でこんな事があります。

お客様(経営者)から、社員のプロ意識を高めて女性たちから発信する明るい風土も創り、更に強い会社にしていきたいとご要望を頂き、事務の女性社員対象にビジネスマナー研修(職場での気持ち良い挨拶やコミュニケーション、電話応対など)をしていました。

メンバーの努力のおかげでとても良い効果が出てきたのですが、その中のある一人の女性から会社とその研修に対して反発が出たのです。

「私は販売員やサービス業としてこの会社に勤めたわけじゃないのになぜ人に気を遣ったり笑顔を振りまいたりしなきゃいけないのですか?なぜ研修を受けなきゃいけないんですか?」

ベテラン事務員の方ですがその企業では、社員教育の試みは初めてだったのです。

ということは本人からすると、今まで許されてきたことがなぜ今さら変わるのか?となるわけです。

大なり小なりこういった問題はあります。ここからもわかるように、出来上がった価値観や、その人にとっての”アタリマエ”を変えることは非常に難しいことであり大変なのです。”だからこそ弊社は、良いアタリマエの習慣”を身に付けていただくよう、実践的で現場目線の教育をお届けしています。

2.人生の先輩に教わったABCD法則

礼儀とは

  • 挨拶をきちんとする
  • 人によって態度を変えない
  • 相手の目を見て話を聴く
  • 相手の気持ちを考える

こういったことです。

  1. あたりまえのことを
  2. バカにしないで
  3. ちゃんとやる それが
  4. デキる人財

これは社員教育で必ず伝えることです。

挨拶も出来ず、目も見ないで話を聞く上司は、部下からも誰からも信用されません。
逆に誰もが出来るあたりまえのことを誰も真似できない位一生懸命やる人は、信頼され愛され一目を置かれます。礼儀正しい人は敵を作らないのです。

人財育成に携わるからこそ早期幼児教育は尊いものだと思います。

音羽の坂では、子供らしさのある礼儀正しさも身に付けながら、自由な自己表現や縛られない発想という両面から子供の良さを伸ばせたらと思っております。

私自身は、小さな力もありませんが教育の仕事で、縁ある方に教育の重要性を伝え、訓練の場を提供し、成長の喜びを分かち合うことだけを一筋にして参りました。

人はいつからでも変わることが出来ることも実感してますが、一方では世の中に成長するきっかけにすら出会えない人がいることも事実です。

3.最高の財産は教養である

私の母は私が1歳になる前に離婚をし、女手一つで私を育ててくれました。

会社経営をして順調だったときもありましたがある時期から大病を患い健康を失い、やがて経営破綻。仕事も失い、更に詐欺にあい、当然社員も、財産も全てなくなりました。スッカラカンという言葉がピッタリです。

そんな辛い状況にいる母がある時、私に言った一言が今に繋がってるかもしれません。今思うと母が私に初めて弱音であり本音を言ったときかもしれません。

「母子家庭だからと言って恥ずかしい思いをさせたくなかったの。立派にお嫁に出したかったし。でもごめんね。あなたに残してあげたいと思っていた財産(お金)は全てなくなっちゃった。ごめんね。お金は使い方を間違えると怖いんだよ。でもねあなたは品格を磨きなさい。教養を身に付けなさい。品格、教養は誰も取っていくことが出来ない財産だから。自分を磨きなさい。」

言われたのは今から確か15年前です。今でもその言葉がいつも胸にあります。母の理想通りの娘にはなっていませんが、もしかするとその言葉を頂いたことが私にとっての財産だったかもしれません


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