生活の中でできることと好きなことを伸ばすのが日々の努め

☆運動会開会式☆エイエイおー!!

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先月は「音羽の坂こども園の秋の運動会」が無事に開催されました。こどもたちがまだ幼くできることが限られているので内容についてはスタッフ同士でかなり検討しました。誇らしげにメダルを受け取る姿が可愛かったです(≧◇≦)
夏祭り同様、当日まで準備と練習に追われましたが、またもや終わった直後にすべての飾りつけを名残惜しい気持ちもありながらも潔く外しました。

余韻に浸っている間はありません。記録より記憶、記憶より感性です。こどもたちの心に何かが残ってくれたら嬉しいですね!
同時に幼稚園受験シーズンでもあったので、私自身も現場から目を離さない毎日でした。

リーフレットには「当園はお受験を直接の目的とした指導は実施しないこども園です。」とうたっているので、一見お受験とは無縁のように思われますが、こどもの能力を健やかな状態で最大限に伸ばすために一所懸命にやっているので、結果的に繋がる指導もあります。

今試行している取り組みの一つは、お昼寝をしない園児(基本4歳以上)たちの「午後の過ごし方」です。子どもたちの午睡中、保育士は連絡帳記入、掃除、伝達事項の打合せ、午睡中の呼吸確認などで休む間はないので、お昼寝をしないこどもの時間を有意義に使うためにはそれなりの努力と根気と工夫はもちろん、それだけの知識と人員が必要になるわけです。

3歳以上の園児も増えてきたので最近は、自己紹介インタビュー、リトミック、体操、制作、英語、少しずつ充実した時間が過ごせるようになってきました。将来的には希望性などになるかもしれません。

また月曜日のアクティビティ「体育」は今まで(15:30〜16:30)の中でクラス分けをしながら進めてきましたが、体育も始めて半年が経ち、こどもたちが出来ることが増えてきたので2015年今月11月からやり方を改革することにしました。

トライアルで体育はこんな時間割にしてみます。年齢も目安です。
① 14:30〜3歳以上クラス
② 15:30〜2歳クラス
③ 16:00〜1歳クラス
理想通り、もちろん予定通りにいかないこともありますがまずはトライです。特に体育の授業は毎回こどもの変化が目に見えてわかってきたので、「もっといいやり方をしたい」と強く思い、担当の岡野先生に相談しました。
こどもの身体能力を健康的に育ててあげたいです。

全体でいうとやりたいことのまだ1割程度しかできていませんし日々試行錯誤です。預かるだけの保育園でもなく、短時間でお迎えに行かねばならない幼稚園でもない、「音羽の坂こども園」をこれからも創っていこうと思います。
サービス過剰な保育園も増えてきた

働くお母さんの増加に伴い、保育園では特徴争いのようにしてサービス過剰な保育園も増えてきたようですね。

お母さんは手ぶらで送迎、こどもはパジャマで登園OK、塾の送迎もやります、連絡帳一つで子どもの様子が手に取るようにわかります、24時間ライブカメラ設置、いつでも我が子をカメラで見られます、子どもに対して尊敬語・謙譲語(おやつを召し上がりますか?など)を使います。とか。。。

すごいです。当園ではやらないです。(いや、やれないです。)
当園はサービス過剰になるつもりはないです。 こども一人を育てることがどれほど大変かわかりますから、保育園のうちが今、背伸びサービスを始めたら上手くいかないと思っています。

保護者と信頼を寄せ合って一人のこどもを共に協力して育てていくことが大事なので、過剰なサービスを約束するのにはちょっと違和感があります。(恐怖すら感じます)
一方では、働く女性の気持ちもよくわかるので、複雑な気持ちですが。

保育園ではびっくりなことが毎日起こります。成長に応じて子どもが自分で着替えるのを促しますからお洋服が左右反対、上下逆なんてことはよくあります。 もう本当に色々ありますが、全てこどもの成長過程なので素晴らしいチャレンジです。

「現在、他園に通っていて不安と不満だらけ!」という方が先日、見学にいらっしゃいました。
よく聞くとその不満は「帰宅してオムツを見たら真っすぐではなく、オムツが少しよじれている」「迎えに行ったらうちの子どもが泣いていた」「お友達の靴下がバッグに間違えて入っていた」「お昼寝は抱っこひもで寝かしつけてくれない」通って数ヶ月とのこと。
当園に転園をしたい理由はそういうことだったので、お断りさせて頂きました。今の園児や保護者までに悪影響が及びそうです。そういう方は保育園ではなく、専属シッターさんがいいと思います。子どもが集団生活に入る前に、親として集団生活に慣れないとですね。
私も幼いこどもを持つ母として潔く生きたいものです。がんばりますっ!