負けず嫌いの大人が減った

運動会で順位をつけない学校が増えました。
比較や勝負をさせないという考え、私はこの考えにどうも違和感を感じます。
社会に出たら、常に比較があり勝ち負けから避けて生きることが出来ません。
比較とは他人との比較ではなく、昨日の自分と今日の自分の比較です。出来なかったことが出来るようになり、ほんのちょっとだけでも成長する何かでいいのです。

おとなになったら様々な事情も出てきますが、失うものがない幼児期にこそ思い切りチャレンジし失敗を経験し、努力を重ねて出来なかったことが出来るようになった喜びを大いに感じてほしいです。

出来ないなら練習しよう
負けて悔しい
次も頑張ろう
出来るようになって嬉しい
お友達にも教えてあげよう

誰もが持っている感受性は環境により、研ぎ澄ますことも鈍くなることもあります。

負けて悔しくないのは、勝った喜びを経験していないからです。

社会人研修の中で、忘れかけていた感受性を取り戻す方もたくさんいらっしゃいますが、こどもの頃から感動をたくさんしたいですね。