2015年音羽の坂の夏祭り

多くの方々に支えられながら音羽の坂がオープンして3ヶ月ちょっと経ちました。
保護者の皆様には温かく支えて頂いていることに感謝で、何よりこどもたちのエネルギーが満ち溢れる毎日は本当にあっという間。職員にとっても、「さっき朝の会をしたのにもうお帰りの会!?」と感じる位、一瞬一瞬に集中する日々です。
こどもにとって貴重な一日ですから「朝から明るく元気に、楽しくて、笑って、走って、モグモグ食べて、コロッとお昼寝して、オヤツ食べて、遊んで興奮して、気づいたらママがお迎えに来てくれた」…という感じが理想的だと思っています。

こどもたちの成長、体調、その日の状態に合わせてプログラムしているので、職員は一日の中で考える事、やること、喜びややり甲斐が多すぎて、夕方には朝の記憶が飛んでいる程です。
当然ですが業務終了時に、一日の振り返りと翌日のシュミレーションをするのが日課です。

<運営が始まって初のイベント”夏祭り”が無事に開催できました!>

仕事は…準備8割 本番2割と言いますがまさにそうでした!
だいぶ前からの制作、直前は連日夜中までの準備、かなりの時間と労力をかけて準備しましたが、本番はたったの90分、あっという間でした。
夏祭りの内容もあれこれ考えたのですが、こどもたちがまだ小さいので出来ることも限られているのでお披露目や発表もできない。
それならこどもたちの普段を知って頂く機会にしよう!

「朝の会(簡易バージョン)➕縁日」

ということで進めてみました。
こどもたちは浴衣でパパママたちと登園♪
いつも通り、ダンスからスタート!ご挨拶をして発声練習、カード、クイズ、そろばん、英語…、いつもだったら居ないはずのパパやママがいて、こどもたちは少々戸惑い気味でした!(笑)でも親御さんには普段の取り組みがお伝えできて良かったかなと思いました。
「縁日」全て手作りでお店を出しました。スタッフでいろいろ考え…
アンパンマンのボールころがし、お魚釣り、輪投げ、ヨーヨー釣り、もぐらたたき(小さい子にはモグラに見立てた茶色い軍手が怖かったみたい!)、かき氷(天然水&無添加無着色シロップ♪)、クライマックスは夏の定番スイカ割り!

保護者の皆さまにもサポートして頂き、楽しい時間はあっという間でお開きとなったわけです。
こどもたちだけでは、秋田稲庭の「流しそうめん」もしました〜!
そして夏祭りが終わったら、(私たちは心の中では泣く泣く)その日のうちに全てのディスプレイを取り外しました。とても可愛かったので本当は夏いっぱい飾っておけば華やかだし思い出に浸れると思ったのですが、あえて取り外しました。「イベントをしたぞ!」というだけの余韻に浸ってしまいがちになってしまうからです。
私たちはもう切り替えて次の運動会の目標に向けて動き始めています。

夏祭りはたった90分でも、こどもたちの心に刻むことができればそれで十分。
こどもにとっては記録より記憶、記憶より感性ですから、その意味では、夏祭りを実施した90分には大きな意味があったと考えます。
そして何よりイベントに向けてスタッフが一致団結したことにも意味がありました。各人が持前を発揮したのですが、準備の仕方も個性豊かでした(^^♪
一人で密かに一か月悩んで最後の最後に黙々と仕上げるタイプ、悩んで周りの協力や知恵を得て巻き込めるタイプ、出しゃばらないから目立たないけど必ず人のサポートを忘れない心遣いを発揮するタイプ、要領がよくて賢くて器用でちゃちゃっと何でも作れちゃうタイプ、アイディアをどんどん出してトライし続けるタイプ、各スタッフの良いところを普段とは別の角度から発見できた機会でもありました。
こどもたちもボディペイントなどの制作は一ヶ月以上かけてやっと出来上がりました。日に日に出来上がっていく制作物とともに、好奇心も育ちました。
共同制作(皆んなで協力して一枚の大きな絵を作る)を通して、こどもたちは「協力、工夫、想像、創造、最後まで楽しくやり遂げること」を学んでくれたと思います。
夏祭りを終えて浸ってる場合ではありません。今日は今日でこどもにとっての学びと遊びがありますから。

でもこうやってイベント事を通して、こどもとおとなの絆が出来たりして、一つの物事を作りながら、おとなもこどもも育てられていくのですね!

関連写真

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